8/10 ボイスコッド正規形

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gakuranchan.hatenablog.com

本日はボイスコッド正規形についてまとめる。

◆用語の整理

完全関数従属

Xの値を指定したときにYの値が1つに特定できる関係

例:会員IDを指定すると会員の氏名が特定できる。

推移的関数従属

下記の条件に合う場合、ZはXに推移的関数従属している

①YはXの完全関数従属

②ZはYの完全関数従属

③XはYに完全関数従属しない。

例:①会員IDを指定すると会員氏名が特定できる。②会員氏名を指定すると電話番号が指定できる③会員IDは会員氏名によって特定されない。

第3正規形

下記2条件

①第2正規形である

②あらゆる非キー項目が候補キーと推移的関数従属でない。

参照サイト

[SQL] 16. データベースの設計 2 | TECHSCORE(テックスコア)

データベースエンジニアへの道(3):素早く正規形を見抜く実践テクニック (3/4) - @IT

ボイスコッド正規形とは

すべての列が主キーと完全関数従属であるテーブル構成

第3正規形と異なる点

すべてのテーブルが主キーと完全関数従属している。

第3正規系は非キー属性に完全関数従属している候補キーについて

分解していない。

ボイスコッド正規化の注意点

  • 結合操作で元に戻せるように分解する